【感想】僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション
こんにちは、KITです
子育てをしてる身ですので、ここ半年映画館に行けてなかったのですが
奥さんにお願いして映画館に行くことができました。
久しぶりの映画館の雰囲気に思わずグッときてしまいましたね。
ポップコーンの匂いとかね。
そして、熱量に涙腺が爆発してしまった前作「ヒーローズライジング」を
プルスウルトラできるのか！と期待値MAXで席に着きました。
それでは感想を書かせていただきます。
ネタバレも含みますので未鑑賞の方はお気を付けください。
■良かったところ
・まるでスパイダーマン
デクが黒鞭を使って移動するシーンは、
スパイダーマンを彷彿とさせる臨場感がありました！
黒鞭はまだ地上波では、捕縛として使う描写しかないので
これから地上波でこれが観れることを楽しみにさせてくれました
・吉澤亮の演技
彼はすごい。
ゲスト声優のレベルじゃないですね。
「空の青さを知る人よ」で名演技を魅せてくれていたので期待はしておりましたが
下手な声優よりずっと上手い。
・ロディの個性
多くの人はここグッと来たんじゃないだろうか？
ピノ（鳥）を介してロディの気持ちがわかっちゃうという伏線は
ラストに繋がってておじさんはちょっと泣いちゃいました
ヒロアカ劇場版はオリジナルキャラをむしろ丁寧に描いていて、
むしろそのキャラクターがいることで作品の深みが増すのも良いところですね
・オールマイトVS脳無戦を彷彿とさせるラストバトル
これが観たかった
このひたすらパワーで押し切るラストバトルは
USJ襲撃事件であったオールマイトVS脳無のバトルを思い出すくらい
とにかくパワー！
これが観たかった。
また100％使っちゃって大丈夫なの⁉とか気になるところも
プルスウルトラしてしまうほどのパワーでした。
■素直な感想
・全員集合！と思いきや
予告にてヒーローが集結しているシーンを観た時に、
アベンジャーズエンドゲームやワンピース スタンピードみたいに
全キャラクターが集まって魅せてくれるんだな！という期待があったのですが
「ん？あれ…？」と拍子抜けするほどにちょこっとしか出てこないんですよね
前作のヒーローズライジングでA組の総力戦を魅せてくれたので
今回はその拡大版を見れるとばかり思っていたのでそこはガッカリしてしまいました
・まさかのロードムービー
指名手配されたデクがロディと共に逃走劇をするわけですが…
思いのほか長い
たしかに、ラストの2人の活躍を考えると、この掘り下げは必要だったかもしれませんが
「え、そんな長い距離移動するの！？」って途中からだれてしまいました
・ヴィランの掘り下げが浅い（ボス感も薄い）
第1作目もそうでしたが
ヴィランのバックボーンがほぼセリフのみというところが
気になってしまいました。
まして個性が反射というのは面白いけど、
2作目のヴィラン「ナイン」も似たようなの使ってたこともあり
既視感すらありました。
■まとめ
第1弾は師匠タッグ
第2弾は幼馴染のタッグとA組による総力戦
そして今作は「個」を意識した様に感じました
この構成ができるのも
デクを始めとした爆豪や轟の成長があったからこそだと思います。
この構成自体は良かったと思うし
オリキャラも含めて丁寧に描かれている印象を受けました。
しかしそれに対し、
他の世界で戦っているキャラクターやヴィランの描写が薄いことに
ギャップを感じてしまったのは否めませんでした。
色々書きましたが
それでも満足度は高く楽しく鑑賞することができました。
ヒロアカも終章に入りましたが
次回の劇場版があればそれもちゃんと劇場に見に行きたいと想います。
プルスウルトラ！
【なんだこりゃ】新解釈・三國志【酷評】
数々の作品を世に出してきた福田雄一監督による
「新解釈・三國志」を観たので、感想を書いていきたいと思います。
■率直な感想
退屈でした。
そもそも三国志の知識があんまりないのですが、
そこを考慮しなくてもしんどかったですね。
ぶっちゃけてしまうと
私は福田監督作品にいまいちハマれなかった人間です。
なんでそもそも観たんだよ！
妻に勧められたからです（笑）
福田監督のギャグは
勇者ヨシヒコの様な30分程度のドラマなら良いのですが、
1時間を超えるような映画には向いてない
と、再認識しました。
オンとオフの切り替えがなさすぎるが故に、
「あと1時間以上、このテンションを観なきゃいけないの！？」
という気持ちで観てしまうんですよね…
■なぜ酷評なのか
福田組と言われる俳優陣をほぼ結集させたといっていいくらい豪華でした。
まさにFCU(フクダシネマティックユニバース）
しかし、なぜそんな豪華キャスト陣を迎えてこのような酷評を生んでしまったのか？
本作を観た後に考えてました。
・盛り上がりどころがわからない
レビューサイトで散見したのが
「全然戦わないじゃん」
たしかに、バトルしないんですよね。
もっと言うと
盛り上がりどころがわかりにくい、メリハリがない。
例えば『キングダム』では
親友との出会い→特訓→親友の喪失→仲間集め→巨悪に立ち向かう
というストーリーにメリハリがあって、
尚且つ、各キャスト陣に見せ場があるからこそ盛り上がったわけです。
しかし、本作はどこに向かっていこうとしているのか分かりにくい。
それだけでなく、
終始ふざけてたテンションで進行していくのでメリハリがないのです。
100歩譲って爆笑するレベルの笑いであればまた違ったかもしれませんが
そこもまた中途半端なのです。
・焼き増しのギャグ
本作に限ったことではないのですが、
福田監督のギャグってどの作品でも同じテンションなんですよね。
何かと大声だして面白い風に見せるっていうのが下品というか、
目立ちたがりの男子高生を観てるような気持ちになるんですよね。
もちろん、笑えるシーンはあるのですが
あくまでも「ムロツヨシがやってるから面白い」等、
俳優任せのギャグであってギャグそのものが面白いわけじゃない。
「この俳優にこれを言わせるから面白い！」って言うよりは
「この俳優に任せておけば面白くなるはず
という印象が拭えなかったですね。
■まとめ
笑いを取るならそこに注力するべきだし、
仮にも三国志なら三国志の良さもきちんと伝わる様な構成にすべきだったと思います。
期待値が高かったがために非常に残念でした。
【エッセイ】映画初心者にこだわる理由
2年程前から今くらいのペースで映画を観るようになった私ですが
これからも「映画初心者」を名乗り続けようと思ってます。
その理由として、以下の様になります
映画に詳しくなくても「映画を観ることが好き」は主張したい
あくまでも私が今まで感じてきたことなのですが、
自己紹介をする際に「映画を観ることが好きです」って言うと
「あ、この人は映画に詳しい人なんだ！」って解釈される印象があります。
そして意地悪な人に言われるんです。
「じゃあ〇〇って作品って当然知ってるよね？」
「え！そんなことも知らないの！？」
こうやってマウントをとってくるわけです。
この様な方がいるから
映画を趣味にすることに対してハードルを感じる人もいるんじゃないだろうか。
私自身、映画を趣味にするようになってから3年程経ちますが
未だに俳優の名前と顔が一致しないことが多いです。
「あの作品に出てた人だ！」って未だに言ってます(笑)
たしかに知ってることでより楽しめることはありますが
知らないから楽しめないってことはないですよね？
日本人は映画を趣味にしてる人が少ないことで有名ですが、
そもそも
「映画マウントをとる人が、映画を趣味にしようとしてる人を減らしているのでは？」
私から見るとその様に感じる時があるのです。
映画評論は詳しい人に任せればいい
私は普段、Youtubeで映画紹介チャンネルをいくつか観てるのですが
「シネマンション」というチャンネルにて有村崑さんが
仰っていたことがすごい印象深かったです。
「僕は映画評論家って名乗ってないんですよ。
映画コメンテーターという肩書なんですね。
評論家の方々ってたくさんいますけど、ポップでありたいんですよ。
映画玄人にしかわからない話は評論家の先生方に任せようと。
映画を1年に1本しか観ていない、
週末なに観たらいいかなって人たちに
ちょっとでも映画館に足を運んでもらえるように
間口は広く、もうちょっと知りたいよって人たちには深く導ける
案内人になれればいいなって思ってます。」
この考え、本当に素敵だと思います。
知識量に天地の差はあれど、この理念は強く共感しました。
だから私も、「映画初心者」の目線で
これからも映画紹介を出来たらいいなって思ってます。
これからもこんな感じで、
作品に限らず、「映画」というジャンルについて思うことも書いていきます！
はてなブログ初投稿！！
はじめまして、
映画初心者、KITです！
インスタで映画の紹介をしてます！
https://instagram.com/kit_movie_0522?igshid=1b3y3o9p2nfb7
こちらでは、インスタで投稿しないような
映画に対する自分なりの考えを自由に書きたい！
と思ってブログを始めようと思いました！
もう少し詳しく話すと…
インスタでは主に「映画紹介」をすることを目的としているので、
「この作品面白い！観てほしい！」って作品しか基本的に投稿しておりません。
インスタ用の文章書いてるうちに
「もっとこういうことも書きたいけど…長くなるしな～」
と思って書くのやめてしまったり、
「良い評価だけじゃなくて悪いものは悪いって言いたいな」
と思うところがすごくあります。
ブログではもっと、作品に対する自分の感想や、
映画そのものについて思ってることを素直に書ける場にしたいと思います！
