【エッセイ】「創作物だから矛盾があるのは仕方ない」と言う人について
こんにちはKITです
インスタで映画関係の投稿をする様になって2年程なのですが
嫌いな言葉があります。
それは
創作物なんだから矛盾があるのは仕方ないwww
■きっかけ
以前、テネットの投稿をしたときのこと
この作品の設定上、これは矛盾してますよね?
SFなんだから多少の矛盾があるのは当然だからwww
…はい?
私は最初に『この作品の設定上』と書きました
我々が生きている現実世界との矛盾を上げたのではなく
創作物側で作ったルールを受け入れた上での指摘なので
あーたしかに、制作側のミスだな
と言えばいいのに、
いやいや、創作物なんだから矛盾があるのは当たり前でしょ(笑)
と、答えられないからって逃げるのはおかしいのでは?
というのが私の考えです
■使い方の問題
勘違いしてほしくないのは
『創作物なんだから多少の矛盾がある』という言葉自体は
そりゃそうでしょうね
という考えです
別にいいんですよ、矛盾があっても。
問題なのは
辻褄が合わない箇所があった時に
答えられないから出てくる逃げの一言で使うことです。
例えば、
ここの辻褄は合わないと思うけど、まぁそこは創作物なんでね
って指摘する側の言葉であるならわかるのです。
わからないならわからない、別の言葉で濁される方が不快なのです。
■極端な人
前述のような指摘をあげた際に
それって現実世界で考えたら全部ありえないんだから、
そんなの真剣に考えてどうするんの?
じゃあこの作品で矛盾だったら、〇〇って作品も矛盾になりますよね
タイムパラドックスを受け入れたんだから、
同じく許せるよね?という映画的合意ではないでしょうか?
こういう人の話を聞かず、
質問に答えない人が一番嫌いです。
この作品の話してるのだから、他作品の否定なんかしておりません
考察なんてしないで何も考えずに映像美を楽しみたい!
って人もいるでしょうが
前述の様な人達の言葉は考察すること自体を否定してますよね?
正直、コメントでこれを言われたときはだいぶカチンと来ましたね…
■まとめ
インスタで映画投稿をした中で溜まっていた思いを発散出来て良かったです。
別に、私も矛盾警察をしてるわけじゃないのです。
何度も見て、自分なりに解釈しても
やっぱりわかんないな
って思ってるだけなのです。
という感じで、映画投稿をする中で
は?何言ってんだこいつ
ってなることが多々あるので
こういった形で吐き出す投稿させていただきます